2月3日

最近また毎日泣いている。私の中の悲しみの海が騒いで、死んでしまえと波打つ。毎日自分を傷つけないと気が済まず、見張りが寝た頃に自傷をしている。痛いと気持ちがいい。その度に思うのだけど、これはただの趣味であって、死にたいどうこうは関係ないのでは?となる。どちらなのだろう、どっちでもいいけど

 

春が近づくにつれ、人々が動くのを感じる。春は別れの季節だというけれどそれは別れるべくして別れているだけであり、本当は出会いの季節のはずなのでは無いだろうか?と思う。新しい交友関係、上下関係。

私はいつも新しい場所に行く時、誰も私を知らないことにワクワクする。けれど、数ヶ月もするとその気持ちも萎れてしまう。顔見知りになるということは嬉しいことであり、同時に悲しいことだ。私は幽霊でいたい、浮遊物、なんにもない空気。誰とも別れたくない。別れるべき別れなど味わいたくない。だから誰のための存在にもなりたくない。

自殺に関して、病院の先生と、親の説法を受けながらそんなことを考えていた。あなたの体は一人では無いらしい。何を今更、馬鹿らしい。もうすぐ春が来る。