10月25日

日記を書くのに、別に対した表現や比喩や、体裁を綺麗に整える必要が無いことに最近ようやく気付いた。あまりに遅い。

 

普段、落ち込む時はあまり他者を意識すると言うより自責ばかりしてしまい自暴自棄になることが多いのだけど、今日ばかりは人のことが憎くて仕方なかった。

ふと気づけば、私のことを虐めた同級生は真っ当な道を進んでいて恋人もいるし、それを肯定していた教師は今でものうのうと教師を続けて良い給料を貰っている。家庭内であれだけ私の心を滅茶苦茶にした姉は仕事が軌道に乗り彼氏と同棲を始め、母親は自由に旅行を楽しんでいる。私だけだ、毎日こんなに苦しいのは。
私はそこまでの人間では無いから、勿論楽しそうにすることもできる。でも、自分が楽しそうにすればするほど自分のことが嫌いになる。幸せになってはいけないと、自分に制限をかけてしまう。それがまた馬鹿馬鹿しくて、憎くて憎くて憎くて、身動きが取れなくなってしまった。

唯一、勝手に希望だと思っていた友達にも嘘をつかれて、もうどうでも良くなってしまったことも大きい。勝手な信頼は身を滅ぼすと誰よりも知っていたのに、いざそうやったらこうやって落ち込む。私が居なくても回る世界が欲しかったのに、いざそうであると気付くと憎いと感じる。私は愚か以外の何物でもない。

 

死にたいと、ずっと思ってきたし言ってきた。その気持ちに嘘は無いし、できることなら今すぐにと思っているのも本当だ。でも、それでも、身近な明日を選んでしまうのは悪いことなのだろうか。最近、死にたいことばかりに意識を取られて、あまり正常な判断がつかなくなってきている。こんなことを言ってしまう自分が、本当に嫌いだ。これからも好きになれそうには無い。

 

明日は一限がある。二週休んだからでなければ、もう授業にはついていけないだろう。眠らなければいけないのに、苦しい気持ちだけが先走って暴れ回り、上手く眠れそうにない。代償は明日の朝払わなければ行けなくなるから、どうにかして眠らないといけない。こんなふうに解決出来ない悩みを私の心に残した人たちが憎い。いっそ殺してしまいたい。それが出来ないから、私は私ごとその記憶を消すしかない。

 

助けて欲しい。